自分を知る・自分と向き合うということ
ふとしたとき、こんな気持ちになることはありませんか。
「私って、何が好きなんだろう」
「本当はどうしたいんだろう」
「自分の気持ちがわからない…」
忙しい毎日の中で、家族や仕事のことばかりが優先で、つい自分のことに目を向けることを忘れていってしまう。
気づけば、”私どうしたいんだろう?”と自分の心の声が聞こえなくなっている。
そんな話を聞いて「私もだ…」って思った人にぜひ読んで欲しいなと思います。
「自分を知る」というのは
自分を知ると言うのは、例えば
- 自分の 気持ち
- 自分の 考え方のクセ
- 自分の 価値観・大事にしたいこと
- 自分の 好き・苦手
- 自分の 本音と建前の違い
…などといった “内側”にある声・潜在意識にあるものに気づくこと です
決して特別なことではないんです。
「自分を知る」というと、スピリチュアルなことや難しい自己分析を想像する人もいますが、実はとても身近なことです。
- 嬉しかったとき、どうして嬉しかったのか
- どんなことを「知りたい」って思ったか
- 苦手なことと苦手じゃないこととやっていてそれぞれどう感じているか
- どんな瞬間に安心できたか
こうした “自分の反応”に気づくこと こそが、自分を知る第一歩なんです。

🪑「自分と向き合う」とは
「自分と向き合う」とは自分のネガティブな部分をも否定せずにそのままを受け止めることです。
「向き合う」と聞くと、ちょっと怖いイメージを持つ人もいるかもしれません。
でもそれは、無理に解決することでも、変えなきゃいけないことでもないんです。
「いま、私はこう感じているんだな」
というただその事実を認めてあげること。
ありのままの気持ちを自分が受け止めてあげること。
たとえそれがネガティブな感情でも、「そんな私もいていい」と受けとめることで
・自分を否定しなくなる
・自分の本音に気づける
・自己肯定感が育つ
・他人に振り回されなくなる
に繋がるんです。
🌱自分と仲良くなるいうこと
自分を知り、自分と向き合うことで、自分との信頼関係が生まれる、自分を信じられる。
自分の気持ちを無視して置き去りにしていると、知らないうちに「なんとなく苦しい」状態が積み重なっていってしまいます。
逆に、自分の本音を少しずつでも拾っていくと、必要以上に我慢しなくなったり、人の目を気にしすぎなくなったり、それは”自分の軸”というものができてきて人の言動に振り回されないそんな自分になっていくんだと感じています。

✍️今日からできる、ちいさな一歩
大きなことをするわけではありません。
自分と仲良くなるために、ほんの少しの「気づく時間」を持つことが大切なことだなと実感しました。
人のことは見てるけど、”自分のこととなるとよくわからない”とよく人は言いますよね。
それは知ろうとしてこなかっただけのこと。
表面上に見えてる顕在意識(自分が意識できてる部分)という2,3%の部分だけでは自分のことがわかるわけはないんですよね。
だからこそ、自分に問いかけた答えを言語化してみると、自分では気づけなかった気づきが見えてくるんです。
- 朝や夜に、自分の気持ちをノートに書く
- モヤッとした瞬間に「なぜそう感じたのか?」と問いかける
- なぜ嬉しかったのか理由を言語化してみる
- 自分に対して、大切な人に声をかけるかのように優しい声をかけ受け止める
など、こんな風に自分を知る時間をぜひ持ってみてください。
私も日々気づきの途中です。
「普通は…」とか「みんなやってるし…」とか「誰もそんなこと言ってこないし…」とか
外に目を向けてそこに自分を合わせるのではなく、自分の心に問いかけることで自分の軸が見えてくる。
それによってもっとより生きやすく、自分にとってhappyな人生になるんだと感じています。

🌸おわりに
「自分を知る」「自分と向き合う」というのは、完璧な自分を探すことではなく、
ダメだと感じる自分も含めて“いまここにいる私”を大切にすることです。
心の声に気づけるようになると、自分らしい選択や暮らし方が少しずつ形になっていく。
自分がどんな価値観を持ってるのか、言語化するのも最初は難しいかもしれません。
自分の個性・特徴を色や価値観というキーワードでわかる「個性診断シート」もあるので、気になる人はご覧いただきぜひやってみてくださいね。
