「離婚に悩んで苦しかった40代主婦。離婚したことで分かったこと。そして再同居」
Contents
【離婚後に元夫と再同居。今の私たちの暮らしとは】
離婚した元夫とまた一緒に暮らしています。
こう話すと離婚したのに戻ったなんてと
驚かれる方もいると思うけど、
“離婚したことを後悔したから・・・“
というのではなく、
離婚したからこそ
“新しい形でやり直してみよう”
と思えたという表現が私にはしっくりきています。
今あの頃の私と同じように悩んでいる方がいたら、
少しでもその方の自分が出す答えへのヒントにでもなればと
心から正直な経験・気持ちを書いています。

話は戻りまして、
戻ったは戻ったけど籍はまだ入れてません。
ゆっくり再構築できたらって思うし、
もしかしたらそうはならないかもしれないし、
先のことはわからないけど、
今はお互い歩み寄ってる途中。
そう。
戻ってようが戻ってなかろうが
ずっと全て歩み途中なのです。
でもどうであれ、私は元夫を家族だと思っています。
夫婦に戻るかどうかは
お互いの気持ちがすり合った時に入れる。
それを選ぶのは私と元夫。
これからのことはこれから答えが出てくる、
だからお互い今は
前や横を向けているなら
今はこれでいいんだと思っています。
【離婚当時の私の心の限界】

離婚した時の想いや覚悟、
離婚したからこそ思えた気持ち、
戻ると決めた理由、
いろんなことが重なって
今の私たちの形があります。
離婚前は『頑張らなきゃ』ばかりで、
私はなんというか
ムキになってたというような感じかもしれません。
夫婦としてうまくやれなくなってた中、
離婚するきっかけはあったものの、
そのきっかけのおかげで、
“やっぱりもう限界だ・・・”
という気持ちに気づいたような感じでした。
それはお互い様で
相手もそうだったのかもしれません。
(相手の心の内を想定して勝手にここに書くのはやめておきます)
【離婚後の気づきと、心と体を整える大切さに気づいた日々】
離婚して時間が経つ中で、
少しずつ元夫の小さな行動に
感謝する気持ちが出てきたり、
“子どもたちのことはちゃんと伝えよう”
って思える気持ちを持ってたり。
元夫への反応・返しに無意識な期待をすることがなくなり、
ただ単純に純粋に
報告している自分に気づいた時に、
気が楽ていうのを感じてたんです。
離れたから気づけたこの感覚。
彼にも、
子供たちの状況を伝えておくことは
子供たちのためだとも思ってたし、
離れても会いにくる
元夫の姿に応えてあげれてるような気もしていたり。
それに私自身も、
私以外に
この子達を守ろうとしてくれる人がいるって思える
心強さも感じれました。
それも正直な気持ちです。
【見てみぬふりしてきた心と体の疲弊】
“また一緒に暮らす”という選択をしたのは、
もちろん家族の気持ちを
改めて考えた上なのも前提にあるけど
離れて自分を見つめ直せたから
だと思います。
仕事柄いろんな方に出会い、聞き、
私自身当たり前のモノ・コトへ感謝
に気づくようになっていきました。
綺麗事じゃなく、
本当に。心から。
離婚して、一人になって、
私は自分の
“体の声”にも気づくようになりました。
あのときの私は、
体がボロボロだと思ってた。
けど本当は
心の辛さが体に影響してたんだって。
別れた方がいいか、
このまま我慢するかで
ものすごく悩んでた頃から私は、
意地を張ってるような・・・
とにかく強気での気持ちでいるしか
母親として笑っていられなかったし
弱さを見せることが夫にできなくなってた。
だから夫の態度に心折れててはいけないって。
そんな私も時に、
”あなたには感謝してるし”なんていうけど、
言葉はだせども、
今思えば浅い想いの言葉だったと思う。
わかってほしいのにわかってくれない夫
だからいつの間にか
”敵意”という気持ちに
なってしまってたんだと思う。
それが積み重なっていけば
心が疲弊していくのも当然でした。
そんな今までの自分のつらさ
しんどさを客観的に見れた時に、
やっと
“自分を整える”
ということの大切さに気づいたんです。
【元夫との新しい関係。子育てパートナーという在り方】

先ほども言ったとおり、
今はまだ籍は戻していません。
でも、
一緒に子どもを育てています。
白黒ハッキリさせたがる私ですから、
今まではどうしても
籍を戻すか戻さないかの2択で考えがち。
でも今は夫婦の形にこだわるより、
お互いが少しずつ歩み寄っていこうとしてみてる、
支え合おうとしてみてる、
をやってるんだって思ったら、
肩肘張らずにすめてるようなそんな感じです。
【“家族のかたち”は、自分で決めていい】

私はひとり親で育って小学校2年生から
ずっと母親は仕事づくめで
家にいない生活でした。
だから“家庭“ってものに憧れが。
家族みんなでワイワイ食卓を囲む、
休日はパパが家族を出掛けに連れてってくれる、
夫婦でバカみたいな会話のコミュニケーション
とかね。
それがいつの間にか勝手に
“家族ってこうあるべき”
”夫婦ってこうじゃないの?”
みたいな思考になってたのかなって。
そういう枠をはずせたような、
今は自由な
“あり”
を持てたような気がしてます。
型とか枠とかなく、
自分が選びたい人生で選んでいい。
それは私だけじゃなくて、
もちろん元夫も子どもたちも。
心配性な私は
子どもたちに口出ししちゃいそうだけど、
そんな自分も否定せず
受け止めつつ、
でも、
口出しはせずに
見守れる応援できるお母さん、
人間になりたい。
“離婚したからこそ気づけたこと“
を一言であらわすと、
「正解はない。
“私たちの形”をただただ見つけていけばいい」
ってことなんだと思う。

もし、
いま家庭の中で迷いやモヤモヤを感じている方がいたら、
「こうあるべき」
からいったん離れて、
自分の心の声に耳を傾けてみてください。
答えは、外にはありません。
あなた自身の中に、ちゃんとあるはずです。
